RIAアーキテクチャ研究会 第5回勉強会参加メモ
僕自身はまだXAMLデビューしてないのにRIAアーキテクチャ研究会の勉強会に参加しました。
最大の目的は尾上さんのセッションを聴くことでした。
- Blendの便利機能振り返り 大田一希さん
RIAアーキテクチャ研究会第五回セミナーで発表してきました
最初はVisual StudioのXAML編集画面でできることの説明とデモ、続いてBlendを使うとさらにできることの説明とデモでした。XAML初心者の僕としてはすべて「ほ~、そんなことできるのか」と感心するばかりの内容でした。
ただし、当然ながら自分で実際に体験して使えるようにならないと意味がありません。
これからXAMLデビューするので実際に体験します。ちょっとだけVisual StudioでXAMLを使った画面の編集を触ってみた感触としては「ものすごく柔らかい」というものでした。お絵かきをしているくらいの柔軟性があるので、Windows Formしか触ったことない人間としては慣れるまで大変そうだな、というのが率直な感想です。
スライド
すみません、ちょっと消化不良で認識違いがあるかもしれません。もっとも認識違いはこのセッションに限ったことではありませんが。
メインはPatterns & Practices の「Kona」というプロジェクトの説明でした。
Prismというプロジェクトがありますが、これはストアアプリ向けではなく、その点ではKonaプロジェクトを勉強したほうがよいらしいです。
Konaも巨大なプロジェクトで、どのあたりでどんなことをやっているかの概説をしていただきました。
さらに詳しい説明をCommunity Open Dayでしてくださるそうです。それまでにスライドを再読してソースをダウンロードして自分なりに調べてからまた鈴木さんのセッションを聴きたいです。
注意点としては、(そのうち修正されるかもしれませんが)Konaプロジェクトのダウンロードページからexeをダウンロードすると解凍に失敗するかもしれないので、その場合はソースコードタブのダウンロードでZIP形式でダウンロードすればよい、ということでした。
- WindowsストアアプリでのMVVM・MVPVMパターン 児玉宏之さん
グリッドアプリケーションを中心に、そのような構成になっていてどのように動くかを基本から、概略とかHow to的にではなく仕組みといった面を説明していただきました。これも自分で実際にやってみなければなりません。
- とあるソフトウェアアーキテクチャ設計の筋道 尾上 雅則さん
「関心事を分離する一刀一刀が設計パターン」
とこれだけ書くと「うまいこと言うなぁ」と感心するだけで終わってしまいますが、尾上さんのセッションからはこの言葉にだどり着くまでにいろんなところにぶつかったりした体験だったり議論だったり頭を振り絞って考えたりした経験を通過してきた迫力というかエネルギーというか、なんかそんなものが伝わってきて、すごく感動します。
勿論セッションから学ぶことも沢山あります。僕としては特にDomain Logic Patternの議論のところは、いつも悩むところでもあり、いつも妥協してしまったりするところで勉強になります。僕が勘違いしていたもの部分もありました。が、やはりそれよりも、自分の設計について見よう見まねだったり安易な妥協だったりしないでもっと自分の頭で考えて、理由のある納得できるものにしなさいというメッセージが強く伝わってきます。
やはり聴きに来てよかった。
- その他
予定してなかったけど懇親会がありました。
予定してなかったのでお金が足りるか不安だったけど一次会は何とかなりました。とても楽しくて、本当に「懇親会も含めて勉強会」ということを実感しました。
「 if(財布.IsEmpty) { 家に帰る(); }」に従い、2次会は不参加でした。